テーブルと椅子の関係で大切な差尺について
テーブルと椅子のセットを選ぶ際には、デザインや素材だけでなく、実際に座ったときの快適さも非常に重要です。
その快適さを左右する大きな要素の一つが「差尺」です。
差尺とは?
差尺とは、テーブルの天板の高さと椅子の座面の高さの差のことを指し、
この差が適切でないと、長時間座る際に体に負担がかかりやすくなります。
例えば、差尺が小さすぎると、足が窮屈になりやすく、逆に大きすぎると、肩や首に負担がかかることがあります。
たとえば3人暮らしの家族の身長が次なら差尺は次のようになります。
娘150cm 差尺25.5cm
母160cm 差尺27.3cm
父170cm 差尺29.2cm
理想的な差尺
一般的に、理想的な差尺は25~30cmと言われています。これは、ほとんどの人が自然な姿勢で座ったときに腕や肩、そして足に過度な負担がかからない範囲です。
しかし、個々の体格や用途によって最適な差尺は異なるため、一概には言えません。
ダイニングテーブルで食事をする時の理想的な差尺は27~30cmですが自分の丁度いい高さにします。
(ダイニングテーブルの場合は姿勢が悪くならないように差尺は短めがおすすめです)
ダイニングソファの場合はテーブルの高さ60~65cmがソファと合わせやすい
ただしリビングだと圧迫感も出てくるのでその場合はやや高めのリビングテーブルでも大丈夫ですが、
姿勢が悪くなるので注意が必要です。
差尺が合わない場合の対策
もし、現在使用しているテーブルと椅子の差尺が合わない場合、以下の対策を試してみてください
- クッションを使う:座面が低い場合、クッションを追加して高さを調整します。
- 椅子の高さを調整する:一部の椅子は高さを調整できる機能が付いています。これを活用して最適な高さに合わせましょう。
- 足置きを使用する:テーブルが高すぎる場合、足置きを使って足の負担を軽減します。
最後に
差尺は一見すると小さな要素ですが、実際には長時間の作業や食事の快適さに大きく影響します。
新しいテーブルや椅子を購入する際には、デザインや価格だけでなく、この差尺にも注目して選ぶようにしましょう。最適な差尺を見つけることで、より快適で健康的な生活を送ることができます。
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